高知東クリニック

脳外科・内科 高知東クリニック│高知県南国市篠原161番4

医療コラム

2018年7月

夏の脳梗塞にご注意を

夏といえば熱中症にご注意をというのは定番ですが、実は猛暑では脳梗塞にも警戒が必要です。当クリニックでも、脳梗塞と診断される方がこの暑さで増加傾向にあります。暑さで脱水症状となり、血液がドロドロになって詰まりやすくなるのです。

対策は基本、熱中症対策と同じです。小まめな水分補給、日差しを避ける工夫を要します。どうしても炎天下での作業が回避できない場合は15~20分を目安に日陰に入り、水分をしっかり取り体を冷やしましょう。汗をダラダラかくような状況では、塩分摂取も体内に水分を保持するのに役立ちます。散歩は昼間は避けましょう。

室内であっても、また夜間でも脱水症状、熱中症、脳梗塞は起こります。扇風機やエアコンは適温で積極的に利用すべきです。特に体の片側の脱力、しびれ、ろれつが回らない等の症状が出た場合は専門の医師に必ず相談してください。

 

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