高知東クリニック

脳外科・内科 高知東クリニック│高知県南国市篠原161番4

医療コラム

2020年2月

中年以降はまず歩行から

中高年になると、基礎代謝が落ちて太りやすくなります。だぶついた栄養は高脂血症や肥満につながり、高血圧や糖尿病、脳血管障害、狭心症、心筋梗塞が起こりやすくなります。過食を控え適切な運動を行い、筋肉量をキープしたりアップさせることが大切です。基礎代謝の低下を防ぐことが病気の予防となるわけです。

通常は最初のステップとして、誰もが始めやすいよう4千~8千歩の歩行を勧めています。1日数回に分けての歩行や、ペットの散歩を充当しても問題ありません。若干の早歩きを4分の1~5分の1程度取り入れると、認知症予防効果があるとの報告もあります。

体力のある方なら、あえて坂道のあるコースを選び、週2~3回を目安に始める方法もあります。雨風の日は休むなど、無理なく継続することが大切です。屋外にこだわらず、好きなテレビ番組を見ながら30分から1時間程度、足踏みをするだけでも、かなりの運動になります。まずは歩数計(活動計でもOK)を手に入れましょう。そこが出発点になります。

 

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